こっぴー美肌作りの基礎となる食事と肌の関係について解説します。
- 美肌になる食べ物
- 食事と体の負担の関係
- なぜファスティング(断食)で体調が良くなるのか
- 炎症を起こしやすい食材
- 抗酸化物質の限界
- 食事で美肌になる方法


- 自然に整った顔を目指して美容医療や整形を実施
- 整形で失敗しないため日々情報収集
- 案件やステマなしで自分で選んで受けた施術を正直にレビュー
- 症例写真の加工×
- 食事による炎症には個人差がある
- 全ての不調が食事によるものとは限らない
- あくまでも要因の1つとして認識する
- 食事以外の要因で肌荒れや不調が起きることもある
美肌になる食べ物
美肌になる食べ物は【体に負担がかからない食べ物】です。
この記事の大きなテーマであり最重要ポイントでもあります。
なぜ体に負担がかからない食べ物が重要なのか、具体的にどんなものを食べればいいのか次項から解説します。
- 美肌になる食べ物は体に負担がかからない食べ物
食事と体の負担の関係
食事で体に負担がかかるってどういうこと?
食材には体内に入ると炎症反応や不調を起こすものがあります。この炎症反応が=体への負担です。


私たちの体には体温や体重、体内のPH値(通常値7.4程度)など生命にかかわるものを一定に保とうとする働きがあります。
これは恒常性(ホメオスタシス)と呼ばれるもので内臓やその他のシステムによって制御されていて生命活動の中枢ともいえる機能です。
ホメオスタシスの例を挙げると
- 暑い日に汗が出る→体温を下げる
- 寒い日に肌表面が冷たくなる→血液を体中心に集め熱が外に逃げないようにする
- ダイエットの停滞期→急激な体重減少を止めるため体を省エネモードにする
などです。
体内の環境が大きく変わると命の危険に関わるため私たちの体は※1日のエネルギーの大半を使用し様々な臓器や機能を総動員して一定に保っています。
※基礎代謝量=生命を維持するために消費するカロリー。1日の消費エネルギーの約60%
生命活動の根幹であるホメオスタシスに危険が及ぶと判断すると免疫系統が防御反応を起こし体の各所に異常が出ます。
これが炎症反応です。
食材によっては食べるだけで体内で敵と判断されてしまい即時的に重篤な反応が起きるものもありそれが即時型食物アレルギーと呼ばれています。


- アナフィラキシーショック
- 皮膚のかゆみただれ
- 呼吸困難
軽度の炎症を起こす可能性がある食べ物は重篤な症状は出ませんが慢性的な不調が現れることがあります。


- 疲労感/やる気が出ない
- 皮膚のかゆみ/むくみ/乾燥/ニキビ
- 腹痛/便秘/下痢その他不調
体に負担がかからない食べ物は体内の機能を阻害することなく正常に作用させます。


- ポジティブ思考/やる気が出る
- 本来の綺麗な肌
- 健康的な体
難しいポイントは食材の善悪は万人に当てはまるものがないということ。
アレルギー体質の人とそうでない人/消化吸収が良い人悪い人/同じものを食べても症状が出ない人など食べ物の適合は個人差があります。
自分で一定期間同じものを食べ続け反応が出るものと出ないものを見極めていくしか方法がありません。
- 体に合わない食べ物を食べると炎症が発生し体調不良やその他症状が出る。
- 皮脂の過剰分泌/かゆみ/赤み/ぼこぼこも食べ物による炎症が1つの原因と考えられる
- 食材の良し悪しは個人差があるため自分で確認する必要がある
なぜファスティング(断食)で体調が良くなるのか?
ファスティング(断食)で体調が良くなるのは
- アレルゲンとなる食材が断たれて免疫機能が正常になる
- 胃や腸などの消化器官の休養により機能が回復する
- 腎臓や肝臓などの解毒システムへの負担が軽減する
からです。
中でもアレルゲンとなる食材を断つことができる点に注目しましょう。
食事は消化吸収され体内をめぐるのですべての臓器に関与しているといえます。
自分の体にとって負担となる(炎症を起こしやすい)ものが毎日体内に入ってくるとなると全身各所に不調が出るのも納得です。
注意したいのが世間で健康にいいとされている食品でも自分にとっては害になっている可能性があるということ。
乳製品が体に合わない人にとって健康食の代表格である牛乳由来のプロテインも脂質ゼロのギリシャヨーグルトも悪になります。
あくまでも一般に健康と言われている食材ではなく自分の体の負担にならない食材を見定めなければなりません。
ファスティング後のフレッシュな状態であれば不調になる食材と好調になる食材の区別がつきやすくなります。
医師の指導の下で安全に配慮しながら取り入れてみるのもいいかもしれません。
- ファスティング(断食)は体内をリセットする有効な手段
- アレルゲンの断絶=肌質の改善や体調改善にとって重要
- 健康食品でも自分の体にとって害である場合がある
- ファスティング後のフレッシュな状態は食材の良し悪しが判別しやすい
炎症を起こしやすい食材
食材の合う合わないは個人差がありますが体への負担となる食材と負担にならない食材をまとめます。
- 赤身魚
- 白身魚
- 貝類
- エビ/カニ
- イカ/タコ
- 豆類
- 葉物野菜
- 根菜類
- 果物類
- ナッツ類
肉類よりも魚類、赤身よりも白身の方が体への負担は少ないといえます。
また野菜類/きのこ類/海藻類/果物などは体に負荷をかけないのはもちろんビタミンミネラル繊維質が豊富で体内の環境を整える効果も期待できるため積極的に摂取したい食材です。
※果物や魚介類だとしても100%無害ということは無くアレルギーがある人は摂取してはいけません。
抗酸化物質の限界
抗酸化物質で肌荒れなどを治すことはできるのか?
食事から摂取する抗酸化物質では今起きている炎症を鎮静化し改善することは難しいです。
抗酸化物質にはビタミンCをはじめとしたビタミン類、ポリフェノールやリコピンなどといった食材由来のものがあります。
抗酸化物質には体内をニュートラルに保つ=アレルギーや炎症の発症を抑える効果が少なからずあるでしょう。
ただし炎症を抑えるほどの強力な効果は無いと考えたほうが良いです。
結論
抗酸化物質の摂取<アレルゲンの摂取を断つことが重要
僕自身肌荒れに悩んでいたときはステロイドという非常に強い薬を使用しても症状をやっと抑えることができるレベルでした。
副作用のある医師が処方しなければならないものより市販のサプリメントが勝るとは考えにくいです。
仮にサプリメントで症状が改善できた人がいたとしたら
- 食事を変えてたまたまアレルゲンを摂取しなくなった
- 肉や乳製品をやめて魚や野菜を中心に食べるようになった
のいずれかだと考えられます。
では全く効果がないかと言われるとそうとも言い切れません。
抗酸化物質は体内のバランスを整えたり毒素の排出をサポートしてくれる効果は期待できます。
ただしあくまでも改善させるサポートどまりということを覚えておかなければなりません。
- 食事由来の抗酸化物質では発生している炎症を改善できない
- 炎症を起こす食材を摂取しないことが重要
- ファスティング中の毒素の排出のサポート等の効果は期待できる
食事で美肌になる方法
何を食べれば美肌になるのか?
自分の体にとって負担にならない食事をすることが美肌になる方法です。




食材の適合は個人差があるので1つずつ検証していくしか方法はありません。
- 肉類/乳製品/小麦/を食べないようにし魚介類/野菜類/きのこ類中心の食事にする
- ファスティングをするとより食材の適合が分かりやすくなる
- 食材を変えてもダメな場合調味料も気にしてみる
- アレルゲンを断った食事を続ける
- 最低でも10日続けると体の反応が変わってくる
- 肌が綺麗になる/かゆみがなくなる等変化が出る
食事を変えれば体が変わってきます。
食事については↓の記事も参考にしてみてください。


- アレルゲンを特定する
- アレルゲンを除外した食事を10日以上続ける
- 食事を変えても変化がない場合調味料を疑う
- 好転してきたら肌がきれいになる
- 今までの食事に戻して再発するか検証すると原因がはっきりする
まとめ
ここまで記事をお読みいただきありがとうございました。
美肌とは
- 肌の正常なターンオーバー
- 適度な皮脂の分泌
- 赤みや炎症がない肌
- 色ムラのない肌
です。
これらを作る為に食事内容は重要な役割を担っています。
体に害となる食事を続けると炎症が起こりそれが徐々に表面に出てきた結果肌トラブルが起きます。
どんなに薬で症状を抑えようとしても内側に要因があると改善と悪化を繰り返すだけで根本治療にはなりません。
もちろん食事だけが炎症の要因でない場合もあるので一概に決めつけることはできませんが少なくとも一因であることは確かです。
長年原因不明の肌荒れや慢性的な不調に悩まされている方は一つの方法として食事内容を見直してみてはいかがでしょうか。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです♪

