こっぴー食事制限をしないで痩せる方法を解説します
- 食事制限をしないで痩せる方法
- ダイエットで使用される薬の効果と副作用
- 健康的に痩せる最善の方法


- 自然に整った顔を目指して美容医療や整形を実施
- 整形で失敗しないため日々情報収集
- 案件やステマなしで自分で選んで受けた施術を正直にレビュー
- 症例写真の加工×
- “食事制限をしない”とはダイエット食でなく普段通りの食事で過ごすということ
- 痩せる=体重が減少するということ
- 引き締まった健康的な体でなくてもよい
- 紹介している方法を推奨しているわけではない
- ダイエットで一番大事なのは食事/運動/休養を改善すること
食事制限をしないで痩せる方法
食事制限をしないで痩せる方法は
- 薬で栄養素を吸収させないようにする
- ひたすら運動をしてカロリーを消費する
です。
食べたいものを好きなだけ食べて食事制限をすることなく痩せる為には摂取した食べ物を消化吸収させないか食べた分以上に運動をしてカロリーを消費しなければなりません。
なぜなら痩せる為には1日のカロリー収支をマイナスにしなければならないからです。
3大栄養素を吸収させないようにする
食事制限をしないで痩せる為には3大栄養素の消化吸収を薬によって阻害させる必要があります。
3大栄養素とはたんぱく質/脂質/炭水化物のこと。
それぞれ
- たんぱく質=4kcal/1g
- 脂質=9kcal/1g
- 糖質=4kcal/1g
のエネルギーを持っています。
食べ物を食べても吸収されなければ摂取カロリーは0になるので結果的に痩せるということですね。
ダイエットにおいてたんぱく質の吸収を阻害することはなく痩せる目的で薬を服用する場合糖質と脂質に作用するものを服用するのが一般的です。
- 食べたものを吸収させないと痩せる
- ダイエット目的の薬は糖質と脂質の吸収を抑えるものが多い
- 食欲を抑制する薬もある
- 食欲減退→食べないから痩せる
ダイエットで使用される薬について
ダイエットで使用される薬やサプリメントには作用によっていくつかの種類があります。
- GIP/GLP-1受容体作動薬
- アミラーゼ阻害薬/α-グルコシダーゼ阻害薬
- リパーゼ阻害薬
代表的なものは栄養成分を吸収させないようにするもの、食欲を減退させるもの等です。
同じ作用でも薬品によって成分や用法・容量が変わります。
特に血糖値に関与する場合命にかかわることもあるので必ず専門機関を受診し正しい知識を持ったうえで使用するようにしましょう。
※当ブログでは薬品等を使用するダイエットは推奨していません。あくまでも方法の一つとして紹介しています。
GIP/GLP-1受容体作動薬(膵臓と消化器に作用)
| 概要 | 効果 | リスク | 薬品名 |
|---|---|---|---|
| ・GIP/GLP-1受容体作動薬 ※薬品の種類によって成分が異なる | ・食欲の減退 ・胃の運動抑制 ・インスリンの分泌 ・満腹感 ・基礎代謝の向上 | ・低血糖 ・吐き気/嘔吐 ・下痢/便秘 ・食欲不振 ・急性膵炎 ・胆嚢/胆管炎 | ・マンジャロ(強) ・リベルサス ・オゼンピック ・ビクトーザ ・サクセンダ ・ウゴービ |
Q.GIP/GLP-1受容体作動薬でなぜ痩せるのか?
A.主に薬の作用で満腹感が続き食欲が減退する=食べる量が減るから痩せます
GIP/GLP-1受容体作動薬は膵臓/胃/腸に働きかける薬で、一言でいうと食べる量が減るから痩せる薬です。
血糖をコントロールするインスリンは膵臓から分泌されます。
膵臓に直接的に作用してインスリンの分泌と働きを良くさせる薬品であるため急性膵炎が副作用として出る可能性があるわけです。(可能性は低い)
また満腹中枢と消化器官に作用して空腹を感じにくくさせるという作用もあります。
胃や腸といった器官にも負担がかかるため関連した副作用が報告されているようです。
アミラーゼ阻害薬/α-グルコシダーゼ阻害薬(糖質に作用)
| 概要 | 効果 | リスク | 薬品名 |
|---|---|---|---|
| ・アミラーゼ阻害薬/α-グルコシダーゼ阻害薬 | ・血糖値の上昇を抑える ・糖吸収減による痩身 ・体脂肪の蓄積防止 | ・低血糖 ・肝機能障害 ・腹部膨満感 ・下痢/便秘 ・腸閉塞 | ・ボグリボース ・ベイスン ・アカルボース ・ミグリトール ・セイブル |
Q.なぜアミラーゼ阻害薬/α-グルコシダーゼ阻害薬で痩せるのか?
A.糖を分解して吸収できる状態にする酵素の働きを抑制し糖を吸収できないようにするから痩せます。
一言でいうと糖質が吸収できなくなる=エネルギーにならないから痩せる薬です。
体は米やパン、麺のままだと体内でエネルギーとして吸収できません。
大まかに分解するアミラーゼと吸収できる最小単位のブドウ糖に分解するグルコシダーゼ2つの酵素に分解されて吸収できるようになります。
この2つの酵素の働きを阻害すると体がエネルギーとして吸収できなくなるため結果的に痩せます。
分解されなかった糖質がそのまま腸に送られると腸内細菌の働きによってガスが発生しこれが腹部膨満感や下痢、便秘といった消化器官の不調を引き起こす原因となるわけです。
また低血糖などの症状が出る場合もある為使用する際は医療機関を受診し医師の指導を受けるようにしましょう。
リパーゼ阻害薬(脂質に作用)
| 概要 | 効果 | リスク | 薬品名 |
|---|---|---|---|
| ・オルリスタット | ・脂肪吸収抑制 食事由来の脂質吸収を25~30%抑える | ・肛門からの油漏れ ・脂肪便 ・下痢/便漏れ ・脂溶性ビタミン欠乏 ・腎機能障害 ・肝機能障害 | ・アライ ・ゼニカル ・オルリファスト ※名前は違うが成分はほぼ同じ |
Q.リパーゼ阻害薬でなぜ痩せるのか?
A.脂質を分解して吸収できる状態にする酵素リパーゼの働きを抑制し食後の脂質吸収量を減らすから痩せます。
一言でいうと食事後の脂肪吸収量が減るから痩せる薬です。
ただし脂質吸収の減少幅は最大でも30%ということでそこまで効果は高くないように感じます。
仮にすべて吸収されると仮定して1000kcal分の脂質を摂取したらそれが700kcalになるだけです。
茶碗一杯分のごはんくらいのカロリーをなかったことにしてダイエット効果が期待できるのかと言われると疑問が残ります。
メリットに対してのデメリットが大きすぎるというのも問題です。
デメリットとは肛門からの油漏れ=無意識に便が出てしまうということ。
日常生活においてこれ以上不便なことは無いと思います。
実際対処法としておむつの着用が推奨されているくらいですし。
百害あって一利ありくらいのものなので使用するとしたら慎重に検討すべきです。
- ※効果によっては命にかかわる場合もあるので必ず医師の指導の下使用する
- 薬は効果がある反面副作用もあるので注意が必要
- 薬が効く=関連する臓器に負担がかかることを忘れない
- 使用はおすすめしない
- あくまでも補助的に使う
ひたすら運動をしてカロリーを消費する
体を動かして1日のカロリー収支をマイナスにするにはどの運動がどれくらいのカロリーを消費するか知る必要があります。
運動によるカロリーの消費量は
- 性別
- 体重
- 運動強度
- 時間
によって変わるため生活活動のメッツ表と運動別消費カロリー計算を参考に割り出してみましょう。
例えば体重が60kgの人が30分運動した場合
- ウォーキング:約100kcal
- ジョギング:約200kcal
- サイクリング:約240kcal
- 軽い筋トレ:約100kcal
が消費されます。
さとうのご飯1パックが約300kcalなのでジョギングとウォーキングを組み合わせてトータル1時間行うと同じくらいの消費カロリーになる計算です。
その他運動の消費カロリーを計算してみても思っているより消費されるカロリーは少ない印象を持つでしょう。
- 運動でのカロリー消費量は個人差がある
- 30分のウォーキングで約100kcal消費する
- さとうのごはん1パックは約300kcal
- 運動で消費できるカロリーは想像より少ない
食事の見直しと運動が健康的に痩せる最善の方法
健康的に痩せる為には適度な食事と運動を組み合わせることが重要です。
なぜならどれか1つを極端に行うことは身体的/時間的に現実的ではないからです。


| 運動 | |
|---|---|
| 適度 | 過度 |
| ・ストレス発散 ・代謝アップ ・適度な疲労感 ・エネルギー消費 ・筋量アップ ・ポジティブになれる ・免疫力アップ | ・慢性疲労 ・長時間運動によるけが ・過度な眠気 ・回復不足 ・時間がとられる ・免疫力の低下 ・やる気の低下 |
| 食事制限 | |
|---|---|
| 適度 | 過度 |
| ・体が引き締まる ・むくみ解消 ・内臓の負担減 ・代謝アップ ・筋量の維持 ・体が軽くなる ・免疫力アップ ・日中の眠気防止 | ・空腹感 ・集中力の欠如 ・ふらつく ・代謝が下がる ・痩せにくくなる ・免疫力の低下 ・やる気の低下 ・筋量低下 |
金銭も時間も余裕があって24時間フルで時間がある人や寝なくてもいい人、回復力がずば抜けているアスリート体質の人なら運動のみでカロリー収支をマイナスにすることは可能かもしれません。
しかし多くの人が仕事や家事、その他のことに時間を使いながら生活しています。
そのなかで運動のみに時間と労力を割くのは難しいですよね。
無理に続けようとしても体調を崩したりけがをしたり疲労感でやる気が出ないなど日常生活に支障をきたしてしまいます。
食事制限も同様で根性で短期間はできたとしても結果は伴わないし長期間継続することは難しいでしょう。
- 運動のみでダイエットをするのは体力的/時間的に難しい
- 食事制限のみのダイエットはリバウンドしやすく体調を崩す恐れがある
- 両方のいいとこどりを目指すのが最善のダイエット方法
健康的にダイエットをする為にはマイナス分のカロリーを運動と食事制限で実現することです。


カロリー計算やダイエットの知識等を詳しくまとめているので↓記事も参考にしてみてください。
まとめ
ここまで記事をお読みいただきありがとうございました。
楽に痩せたいというのは誰しも考えることです。
食事は気にせず薬を飲むだけで痩せられると聞いたら飛び付きたくなる気持ちも分かります。
ただし薬である以上当然リスクもありその負担を受けるのが関連している内臓たちです。
適切な使用であれば著しく健康を害してしまうことは無いかもしれませんがなるべくなら使用しない方が良いというのが個人的な考えです。
食事改善と運動を取り入れたうえで薬を使用する際には何が何にどのように効いて結果的に痩せるのか効果とリスクを把握したうえで補助的に使うのが最善なのかなと思います。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです♪



